格付けを利用した資金調達を行う


 九月二十二日、本学は嘉悦学園所有の土地・建物購入資金の調達に関し、従来の取引銀行からの借り入れ以外の方法として、生命保険会社や損害保険会社といった大手機関投資家から、市場金利に連動した低利での資金調達を行った。

 九月上旬、多数の生命保険会社、損害保険会社とで入札を実施。今年二月に取得した格付け投資情報センター(R&I)のAAマイナスの格付けを生かし、これまで取引のなかった大手保険会社二社、大手損害保険会社二社の計四社より、五〇億円を調達した。従来の取引金融機関より、かなりの低利での資金の調達に成功したという。

 今回の資金調達は、今後のキャンパス設備投資のための新たな資金調達方法として、また生命保険会社、損害保険会社からも、学校法人という新たな投資先の出現として注目を集めている。

 

 



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