法政大学は二〇〇一年度入試案内とホームページ上で、値上げを基本とする学費改定を行うことを発表した。今回の改定は2001年度入学者に適用されるもので、在学生は対象外になる。なお学費改定は92年、93年にも行われており、9年ぶりとなる。
 今回の改定での主な変更点は、学部ごとにばらつきがあるものの、授業料が最大十五万六千円、教育充実費が最大で三万四千円増額(ともに初年度比)することが挙げられる。また、これまで授業料などは四年間入学年度と同額で一定であったが、毎年一定割合(本学の場合は2%)で増額される漸増(スライド)方式も導入される。これにより卒業までにかかる学費がこれまでより70万円以上増額される学部もある。
 92年・93年および今回の学費改定の背景には、市ヶ谷再開発にともなう資金確保があるものと考えられている。また大幅な学費増額に、一部の学生は「値上げ反対」を訴えている。

 

  


 

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