二月十四日、市ヶ谷キャンパス、ボアソナード・タワー二十六階スカイホールに、ボアソナード博士の胸像が設置された。昨年六月に市ヶ谷図書館裏の屋外に設置されていた同胸像が、何者かによって修復不可能になるまで破壊されたため、大学側が新たに制作し直した。

  「日本近代法の父」といわれたボアソナードは、フランスの法学博士。日本政府で法律の起草に携わった一方で、本学の前身である東京法学校で教頭に就き、本学の発展に功績をあげたといわれる。 完成した胸像は、台座からの高さが二百十二センチメートルでブロンズ製。設置場所は、主に式典開催に利用されるスカイホール内のため、通常は一般の学生が見ることはできない。昨年の破壊事件の犯人が未だに見つからず、胸像は厳重に管理されそうだ。

 

  


 

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