学館、早朝の火災 不審火の疑い


 九月九日午前七時五十分ころ、本学学生会館地下二階吹き抜け=見取り図=で火災が発生した。この火災での負傷者は無かった。

 火災は階上のBOXにいたサークル員が、「火がくすぶっている」と学生会館学生連盟事務局(事務局)に通報。現場に駆けつけた事務局員らと、学生会館からの黒煙を見て駆けつけた大学側の施設管理員によって消火作業をし、五分後に鎮火を確認した。またそのころ、学生会館裏手の嘉悦女子高校の教職員が消防へ通報し、同五十六分、消防車六台と救急車一台が到着した。

 火災の原因は事務局で調査中だが、目撃者によると深夜から早朝にかけてロケット花火や一升瓶などが上から落ちてきたようだと話している。また当日九時二十五分から現場検証をした消防署によると、火の気の無いところのため「放火の疑い」としている。

 事務局によると鎮火後、制服、私服の警察官が現場に二十分程度とどまっていたという。事務局は「消火活動とは関係の無い公安刑事が自治空間に侵入してくることは認めることができない」と声明を出している。大学側の話によると、消防への通報により警察にも連絡が行くとのことで、当時は消防とともに現場確認をし、周辺道路の交通整理に当たっていたという。

 

 



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