全日本駅伝は9位


 

 十一月三日、第三十四回全日本大学駅伝が行われた。愛知・熱田神宮〜三重・伊勢神宮、八区間計一〇六・八キロのレースは、箱根を占う大事な大会の一つであった。優勝は、二年連続四度目となる駒澤大学で、混戦となった今大会を見事に制した。昨年五位でシード権を獲得した法大は、今年の目標もシード権獲得の六位以内としていたが、九位という結果に終わった。

  レースは、一区途中まで二十人を越える大集団という異例の混戦となった。しかし、一区を任された快速の黒田(三年)は、序盤で先頭集団を引っ張り、残り二キロで飛び出た東洋大、さらに駒澤大などに抜かれながらも四位で、襷を渡した。また、二区長嶺(三年)も、各校のエースがそろうこの区で順調に走り、四位で、三区の岡田(一年)に託した。しかし、初めての駅伝となる岡田は、他校の力走の前に後退。更に、前半の流れを決める四区で、有原(三年)が第一工業大のバイに振りきられ、十二位と順位を落としてしまった。そのまま、五区、六区、七区と順位にあまり変動はないまま、エース土井(四年)に襷が渡された。土井は苦しみながらも、見事に十二位から九位へと順位を上げ、区間二位となる成績を残した。しかし、チームとしては総合九位で、シード権獲得にはならなかった。

 法大にとって今年初めての駅伝だった為か、課題の残る結果となってしまった。箱根へ向け、更なる調整が必要なようだ。

 

 


   

 

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