秋季新人戦 準優勝


 

 野球秋季新人戦リーグ戦終了後の十一月四日、秋季新人戦が開幕した。新人戦は六大学各チームの一、二年生のみで行うトーナメント戦。

 初戦、法大は早大と対戦した。先発・福山(営・一)が丁寧な投球で要所を締め、六回を二安打、無失点に抑える好投を見せる。打線のほうも四回裏二死一塁の場面で、リーグ戦にも出場した経験豊富な、四番・田中彰(文・二)が右中間へ適時三塁打を放ち先制点を挙げる。その後も一点を追加し、中野(法・二)、猪子(法・一)の継投で早大打線を無得点に抑え、二―〇で勝ち、準決勝に進出する。

 準決勝では立大と対戦。先発・成瀬(法・一)が走者を出しながらも、変化球をうまく使い、立大打線を六回無失点に抑える。打線もこれに応え、三回裏の二死満塁のチャンスでは、田中彰が走者一掃の三塁打を放つ。その後もクリーンナップを中心に九安打を放ち、五―二で勝利する。

 決勝戦は十三季振りの優勝を狙う慶大と対戦。初回、先発・猪子の制球が定まらず、慶大打線に捕まり四失点。その後四人の投手が継投するも、本塁打を含む十二安打を浴び、計十失点。打線も慶大・鴛海の百三十キロ前後ながらも、伸びのあるストレートと、キレのある変化球の前に四安打完封を喫し、〇―一〇で敗退した。

 結果、法大は準優勝に終わり、今後に多くの課題を残す大会となった。

 

 


   

 

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